アジアン家具を選ぶときのポイント

アジアン家具を選ぶときに注意しておきたいポイントは、素材とサイズ感です。

・家具に使われている素材をチェックする
家具選びでは、デザインだけでなく機能性や感触なども重要なポイントとなります。同じデザインの家具でも、使われている素材で香りや雰囲気、使い心地なども変わってくるからです。

アジアン家具に使われる素材には次のようなものがあります。

ラタン（籐）：ラタンはヤシ科の植物で、編み上げてソファやチェアなどに使われます。曲線加工がしやすいため、ラタンを使った家具はデザインが豊富なのが特徴です。軽量なので移動がしやすく、使いやすいのも魅力となっています。

マンゴー材：木目が美しく、磨き上げることで表面が滑らかになります。加工がしやすいため、家具だけでなく食器にも使われている素材です。

チーク材：耐久性と耐水性に優れ、虫がつきづらいので、エクステリア家具に適しています。

・低めの家具を選ぶ
部屋をリゾート風に仕上げたいと考えて、アジアン家具を購入する方も少なくありません。リゾート風に仕上げるなら、開放感を意識するのがポイントです。大きな家具は圧迫感が出てしまうので、チェストのような低めの家具でコーディネートしてみてください。

周辺のインテリアもアジアン風に

購入したアジアン家具がお部屋にマッチしない場合は、インテリアと調和していない可能性があります。そのため、アジアン家具の周りに置くアイテムにもアジアンテイストを取り入れるのがポイントです。例えばラタン製の照明のシェードや、シュロチクのような背が高く葉が大きい観葉植物などを置くと、アジアンテイストが高まります。

ソファのアレンジ方法

ソファは長時間座っていると意外と汗をかくため、アジアンソファにはサラッとしたポリエステルやリネンの生地が使われています。そのため冬は見た目が寒々しいだけでなく、実際に保温効果が低いのです。保温効果を高める方法を見ていきましょう。

・ブランケットやカバーをかける
ラタンのソファは、気温が下がると表面が冷たくなりがちです。そこで、ウールやマイクロファイバーのブランケットやカバーをかけるという方法があります。アジアンインテリアは、自然や植物をモチーフにした北欧のデザインとの相性がよいのが特徴です。寒い時期は、冬山や雪の結晶などをモチーフにしたノルディック柄が合います。

・クッションを置く
ソファのデザインが気に入っていて、デザインが隠れてしまうのは避けたいという方は、クッションがおすすめです。暖色系のアジアンクッションを置くと、統一感を保てます。

テーブルやチェストのアレンジ方法

アジアンテーブルはシンプルなデザインのものが多く、アレンジも多岐にわたります。冬のアレンジでおすすめなのは、次の2つです。

・暖色のクロスをかける
木製のテーブルは、冬場になると手触りが冷たくなりがちです。温かみをプラスするには、ウールやニットのクロスをかける方法があります。テーブルクロスを暖色にすると食欲も増進できるので、ダイニングテーブルにも適した方法です。

・キャンドルを置く
キャンドルは見ているだけでも心が温まります。スペースに余裕があるならば、水と花を入れた大きめのガラスの器を用意し、そこにフローティングキャンドルを灯してみてください。アジアの雰囲気を醸し出せます。